奥大井の旅なび – 川根本町まちづくり観光協会

遊ぶ/体験

キャンプや散策、ハイキングなど、手軽に自然と触れ合える。

天狗の落ちない大石

 

 天狗石(落ちない大石)の由来

 ある時、光岳(てかりだけ)の天狗が2名の従者(山伏)黒法師・前黒法師を連れて大間(現在の寸又峡)の集落へと向かいました。大間の小高い杜にある大きな石の上から辺りを見渡すと、そこは畑も食べ物も極端に少ない、実に寒々とした場所でした。そこで天狗は、大年神(おおとしのかみ)(穀物の神)を天界から呼び寄せ、麦・稗・粟・きび・豆の五穀を持参するようにお願いしました。

やがて、大年神から袋一杯の穀物を受取り、大きな石の上に広げると、山のように盛られた五穀が杜の外にまで溢れたといいます。

 この場所は後に「外森山」と名付けられ、天狗が登ったとされる巨大な石は、断崖に何百年も留まり続けることから「落ちない石」と呼ばれました。そして村人たちは、この石を霊験あらたかな御神体として崇め奉るようになったのです。

 現在では、大学・高校・中学をはじめ就職・運転免許・資格試験の受験者や、高層建築の鳶職・塗装工・大工・植木職関係者等の「落ちてはならない人々」の守り神として祀られています。

絵馬は、寸又峡温泉内の旅館・食堂・お土産物屋で販売しています。(1枚 500円)