奥大井の旅なび – ブログ

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川根本町上長尾の「和彩食堂 あけぼの」さんでのんびりランチ(2)

Date:2012.09.11 19:58 | Category:ランチ情報!
とろろ ランチセット ラーメン 地酒 焼酎 自然薯

「和彩食堂 あけぼの」さんの第二回目です。
今回の記事ではお食事をご紹介します。


上の写真はお店の正面を撮影したもの。懐かしいホーロー看板が飾られています。
あけぼのの店主・榊原さんがレトロなものを集めていると知ったご近所さんなどが、
「家に古い玩具があったよ~」と言いながら、お店まで届けてくれたりするそうで、
「いつのまにか増えてしまいました ^^」ということです。


さあ、こちらが「とろろめしセット(1300円)」です。とろろに麦めし、
川根茶しゅうまい、豆腐のサラダです。

 
とろろは川根で栽培した自然薯(じねんじょ)です。自然薯は川根名産なんですが、
静岡市などの料亭、割烹が仕入れてしまいますので、一般の流通にはあまり乗らず、
ほとんど出回りません。


川根産の自然薯は天然ものほどではないですが、ちゃんとえぐみがあって美味しい。
とろろっていえば、この風味です。
ちなみに、とろろは静岡県中部域らしく味噌汁仕立てです。普通はお醤油の澄まし汁で
とろろをのばすと聞いていますので、もしかしたらこれも珍しい味かも。ぜひお試しを!

 
こちらは白身魚のすり身に川根茶のペーストを練り込んだ「川根茶しゅーまい」です。
うっすらとお茶の緑が透けています。クセがなくって美味しいです。

 
こちらは、あけぼのオリジナルメニュー、「川根大根らーめんセット(1000円)」。
川根には「大根蕎麦」っていうお蕎麦があるのですが、その大根蕎麦をラーメンに
アレンジしたもの!

 
スープは鶏ベースに魚介でコクを加えているタイプですが、そこに大根を煮た
甘いだし汁が加わります。具の豚肉は大根と一緒に煮込まれたものです。


ラーメンの中には煮込まれてよく出汁を吸った大根が具としてゴロゴロ入っています。
大根の甘みとラーメン、意外といいかも。こちらも話のタネに一度お試しを。


それから、私が気になっていたのは、「やけにお酒類が充実してるな・・・」ってこと。
静岡の地酒も数種類揃ってますし、まあ、それは地元でもありますから。


でも、黒木本店の「中々」や「山ねこ」はともかく、「百年の孤独」「爆弾ハナタレ」まで
揃えてあるじゃないですか! ふーむ、ハナタレ(初垂れ)みたいなクセの強い焼酎、
そんなに飲む人がいるのだろうか・・・と思いつつも、これ、好きな人は好きだからなぁ~

そんなこんなを不思議に思い、店主の榊原さんに訊いてみたら、夜は居酒屋さんにも
なるとの事。なるほど。お酒類充実の理由が分かりました!


研究熱心な店主に出会える面白くって美味しい、個性的なお店です。
レトロな雰囲気でとっても寛いでしまいました。居心地のいいお店です。
ぜひ一度お立ち寄りください!

和彩食堂 あけぼの
住所 静岡県榛原郡川根本町上長尾816-1
電話 0547-56-0102
営業 11:30~20:00
定休 毎週月曜日・第3火曜日
※臨時休業する場合がありますので、「和彩食堂 あけぼのブログ」で最新情報をご確認ください。

川根本町上長尾の「和彩食堂 あけぼの」さんでのんびりランチ(1)

Date:2012.09.11 16:57 | Category:ランチ情報!
とろろ 宴会 居酒屋 蕎麦 静岡おでん

奥大井へと向かうメインの通りとなる国道362号線沿いに建つ「あけぼの」さん
をご紹介します。

ここは川根本町上長尾という土地で、町役場の本庁もこの集落にあります。
写真の奥方向が大井川の上流、奥大井へと向かう道です。


店内にはテーブル席が4つとお座敷のテーブルが4つ。お店の外観装飾もそうですが、
レトロな雰囲気が漂います。お店の真ん中のコーナーにはおでん鍋も!


最近は減りましたが、静岡では駄菓子屋にもおでん鍋があるほどおでん好き。

見事に黒いおでん汁。静岡おでんの特徴ですね。
これはですね、お醤油で黒いのではなくて、牛スジなどの出汁を継ぎ足し継ぎ足し
煮込んでいくとこういう色になるそうです。
この色が普通でしたので、東京で透明なおでん汁を初めて見た時はビックリしました。


ですので、見た目ほどしょっぱくはないのですよ。
おでん汁の表面に幕が張っているように見えると思うのですが、
これは牛スジから溶け出したコラーゲンです。


おでんは自分で好きなだけお皿に取って、最後に精算します。串の本数で計算します。
写真を撮らなければならない私に代わって、店主の榊原広之さんがお皿にとってくれました。
ありがとうございます。お手間をおかけします。


定番のおでん種、モツ、黒はんぺん、大根、タマゴ、ちくわ。静岡ではダシ粉と味噌を
おでんにかけるのが普通です。「あけぼの」では、川根のお店らしくお茶風味の味噌です。

静岡でおでんを食べるなら、「黒はんぺん」は必ず食べてみてくださいね。黒はんぺんは
鰯の練り物で、静岡独特の食べ物。おでんの定番ですし、フライにしてもたまらなく美味い!


そうそう、冒頭にも少し触れましたが、店内にはレトロなホーロー看板やミシン、
カメラなどがディスプレイされています。
また懐かしいおもちゃのジオラマもあったりで、すごく楽しい。上は大井川鉄道の模型。


こちらは昭和のお茶の間でしょうか、なぜか魁男塾の富樫もいますね。
奥の小さなテレビには、実際の放送が流れていてビックリしました。


「懐かしいおもちゃなどを見ていると、初めて会った方とも会話ができたりして
いいものですよ。」と店主の榊原さんが教えてくれました。


おでんのお話が長くなりました。 すもません、お代わりまでしてしまって・・・^^;;

次号ではお食事をご紹介しますから~ ♪


和彩食堂 あけぼの
住所 静岡県榛原郡川根本町上長尾816-1
電話 0547-56-0102
営業 11:30~20:00
定休 毎週月曜日・第3火曜日
※臨時休業する場合がありますので、「和彩食堂 あけぼのブログ」で最新情報をご確認ください。

 

川根本町下長尾の野口屋さんでランチ。これで1200円はお得すぎです!

Date:2012.07.28 20:10 | Category:グルメ, ランチ情報!
お得ランチ 自家栽培野菜

いきなりですが、こちらが野口屋さんのランチです。これで1200円は安い!お得!!
野口屋さんは旅館なのですが、予約をすればランチをお願いすることができます。

 
お料理に使っている野菜の多くは自家栽培なので、予約しないと収穫してくる分が
足りなくなってしまう・・・。それに、下ごしらえもありますし。
なので、できれば前日までにご予約のお電話を。それと、予約は2名様からです。

 
こちらは、素揚げしたお野菜の甘酢餡あえです。真ん中のピーマンのような野菜は
「甘とう美人」というそうです。ピーマンより苦みは少ない。それと、カボチャ、
ジャガイモ、ゴーヤ、なす、そして、海老ですね。
ご飯にも合うし、美味しかったぁ~。このお野菜は、全部自家栽培だそうです。


これもやはり自家栽培の黄色いトマト。酸味が少なくて甘い品種だそうです。
通常は冷やしたトマトをサラダにするそうですが、この日はたまたまこの寒天寄せが。
ラッキーでした ^^

 
こちらがメインのお皿で、豚肉を川根茶で煮て、自家製みそのタレを添えたもの。
お箸がスッと入るほど柔らか、脂のくさみもなくこれは美味。みそタレとの相性もいい!
付け合せは、だし巻玉子にナスのゴマ風味、なますと「ピー太郎」というピーマン。
これも自家栽培で、子供でも食べやすいように品種改良されたピーマンだそうです。
初めて食べましたが、ピーマンっぽいクセ(特徴)は確かに少ないように思いました。

 
それと、このお吸い物が良かった。トロロ昆布の吸い物なんですが梅風味なんです。
細かく刻んだ青シソの葉を刻んだものが散らしてあって、これは夏にいい。
シャリシャリする食感の野菜、大根を刻んだものでしょうか。これは滋味ですね。

 
「御飯のおかわりもどうぞ」というお言葉に甘え、軽めにお願いしたら、御飯の上に
美味そうな漬物が。大根や昆布を漬けたものを刻み、食べるラー油で和えたものです。
これがまた「美味い!」。これだけで三杯飯がいけちゃいますね。

 
食後にデザートとコーヒーまで付くんです。この料金では本当に申し訳ないほど。
こちらも自家製のデザートで、メロン、生パイナップル、サツマイモの砂糖煮。
ジュレは梅です。そして、その下にはあんこと生クリームが。ああ、満足、満腹です。

 
親方と女将さんです。親方は和食の修業をされたそうですが、工夫を凝らしたお料理、
美味しかったです。女将さんも明るく元気な優しい方で、リラックスして食事を楽しめました。
季節ごとの自家栽培野菜を楽しみに、また伺いたいです。ごちそうさまでした!


野口屋 (旅館・お食事)
住所 静岡県榛原郡川根本町下長尾228-1
電話 0547-56-0046

※ランチ(1200円)、ディナー(2100円)は、2名様から10名様までの要予約です。ご予約は前日までに。

→ 野口屋さんの予約・料金のご案内。

 

川根本町の旅館、野口屋さん。食事も美味い、ホッとくつろげる宿。

Date:2012.07.28 20:00 | Category:お宿情報

野口屋さんは出張など、お仕事で利用するお客様が多いそうですが、
SLの撮影や、トレッキングの基地などでご利用の方も多いとか。


野口屋さんのランチ情報でもご紹介しましたが、食事が美味いです。
出張の宿で美味い飯、いいですね。大切ですね。


2010年に新装オープンしたばかりなので、お部屋も新しいのが嬉しいですよね。


お部屋は何タイプかあります。いずれも清潔感があってくつろげそうです。


ベッドの部屋も、ツイン×1、シングル×1部屋あります。

料金や予約については、こちらのページをご覧ください。


親方と女将さんです。親切でとってもリラックスできます。ビジネス利用の宿として
何よりの嬉しさだと思います。

野口屋 (旅館・お食事)
住所 静岡県榛原郡川根本町下長尾228-1
電話 0547-56-0046

→ 【食事】 野口屋さんのランチ情報

→ 【予約・料金】

 

まちかど博物館 「剱岳・点の記」 のんき堂 生田商店(千頭)

Date:2012.06.01 20:11 | Category:まちかど博物館

 大井川流域の市町村では「大井川流域まちかど博物館」に認定された民家や商店を会場に、
地域の食や手仕事、生活習慣、文化、コレクションなどを紹介しています。

 

 

今回ご紹介するのは、千頭の「のんき堂 生田商店」さん。
上の写真が千頭の町。大井川鉄道の終点であり、寸又峡など奥大井への玄関口です。

2009年に公開された映画『劒岳 点の記』(木村大作監督・新田次郎原作)は、
明治末、当時未踏峰とされていた剣岳を測量し、日本地図最後の空白を埋めるという
困難に挑戦する測量隊の様子を描いています。

この映画に陸地測量部測夫として登場する生田信(いくた のぶ、1885年~1950年)は、
明治18年に本川根町(現・川根本町)の裕福な農家の4男として生まれました。

 

 

こちら、「ノンキ堂 生田商店」は生田信が開いたお店で、現在3代目、信さんの孫にあたる
生田八郎さんが当主となっています。

 


こちらの店内には、映画『劒岳 点の記』関係の資料や、古い写真などが展示されています。

生田信は、東京で郵便配達の仕事に従事する傍ら測量を学び、
陸軍参謀本部陸地測量部の柴崎芳太郎の測量隊に参加、
劒岳への初登頂と測量に挑みました。

明治40年7月13日、生田信は長次郎雪渓ルートからの剣岳登頂に成功。
記録的にはこれが劒岳初登頂となりました。当時、22歳だったそうです。

 

 

その後、大正5年に故郷に戻り、昭和6年に川根本町千頭に日用用品店「ノンキ堂」を開店。
ノンキ堂は現在も同じ場所で営まれており、「まちかど博物館」として、貴重な資料を展示して
います。ぜひ訪れてみてください。

 

 

 生田信の孫にあたる、現当主の生田八郎さん。
(元町議会議員、生田建築設計事務所代表)

 

剱岳・点の記

住所   川根本町千頭1178
電話   0547-59-2071
最寄駅  大井川鐵道千頭駅より徒歩5分
休館日  日曜日
開館時間 9:00~18:00

 

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