奥大井の旅なび – 川根本町まちづくり観光協会

吊り橋を渡ろう

1日では難しい、吊り橋完全制覇。橋の上からの景観を楽しみたい人にも、吊り橋のドキドキ感が好きな人にもオススメしたい吊り橋がいっぱいです。

主な吊り橋

急峻な山肌、川と湖、紅葉や鉄道など景観に恵まれた奥大井は、日本有数の吊り橋の名所です。吊り橋マニアなら誰しも訪れたことがあり、オススメの吊り橋として必ずといっていいほどその名があがる寸又峡「夢の吊り橋」を始めとする数多くの橋が大井川とその支流に架けられています。

ベイブリッジや明石海峡大橋といった車や鉄道も通行可能な大型の吊り橋とは異なり、主塔が無いものやハンガーロープが無いもの、板を敷いただけの桁など、構造がシンプルで自然との一体感がよりいっそう楽しめます。

名称 エリア 高さ 橋の長さ
夢の吊橋 寸又峡 橋の真ん中で若い女性が恋の成熟を祈ると夢が叶うという「夢の吊り橋」。足元を見ると、エメラルドグリーンの水面が目に入ります。定員10人の単径間無補剛吊り橋。途中に退避帯はあるけど観光シーズンは一方通行となります。 8m 90m
塩郷の吊橋(愛称・恋金橋) 塩郷 大井川に架かる一番長い吊り橋。愛称:恋金橋。足場は板2枚幅で、220mという長さの割には揺れはあまりなく、アクセスの容易さからも多くの観光客に親しまれている。民家の頭上をまたぐ珍しい吊り橋。 13m 220m
小長井の吊橋 小長井 紅い鉄骨と三角形に張り巡らされたワイヤーが印象的な橋。高さもなく、あっという間にわたりきれるほどの長さで、あまり揺れることも無い。 5m 35m
両国吊橋 ?千頭 90cm程度の狭い橋だが、全面板張りで足場も安定しており、あまり大きくは揺れない。真下には南アルプスあぷとラインの線路が見える。周囲を山々が囲み、紅葉の季節には鮮やかな色彩で目を楽しませてくれます。 8m 145m
青部の吊橋 青部 映画のロケ地になったこともある、景観情緒豊かな吊り橋。本川根町南端にある。ワイヤ構造や手すりはしっかりしているが、渡り板の幅は狭い。 10.5m 117m
小山の吊橋 小山 人がすれ違うことができるくらいの幅もあり、足下もしっかりとした橋。地域の生活道路として使用されています。千頭から奥泉へ車で向かう途中、道路から見下ろすことができます。映画『ガメラ』の撮影にも使用された吊り橋です。 14m 84m
池の谷の吊橋 千頭 大井川の支流「寸又川」をわたり池の谷キャンプ場につながる橋。木製の支柱とワイヤーの感じが、手作り感いっぱいで、そこそこ揺れます。渓流での水遊びやキャンプ、トレッキングと合わせて楽しみたい橋の一つです。 20m以下 104m
南アルプス接岨大吊橋 接岨峡 接岨峡温泉駅近く、接岨湖にかかる大きな吊り橋。金属製の手すり、足場ともにしっかりとした作りで、ほとんど揺れを感じません。歩行専用の吊り橋としてはかなり頑丈なものに分類されます。 13m 240m
市代吊橋 ?市代 旧 大井川電力軌道。もともと木材を運ぶ鉄道用吊り橋として立てられた吊り橋。鉄製のトラス構造であり、他の吊り橋とは異なる外観となっている。入口には道路標識もあり、車での通行も可能。産業考古学会が認定する産業遺産となっている。 10m以下 107m
猿並橋 寸又峡 寸又峡の温泉街から朝日岳の登山口に向かう林道にかかる橋。鉄製の支柱に複数本のワイヤー、足場は板2枚幅で安心感はありますが、結構揺れます。 11m 96m
遊湯橋 八木 白沢温泉「もりのいずみ」とキャンプ場を結ぶ、わさび田にかかる橋。橋からの景色は綺麗だが、手すりはワーヤー1本のみ、ギシギシと音を立てて揺れるのでスリル満点。定員7名。 14m 129m
飛沫(しぶき)橋 ?長島ダム 長島ダムの放水場所手前に橋。吊り橋のようにたわんでいるが、コンクリート製。橋の中ほどでは、ダムから流れる水の飛沫がかかることも。 22m 114m
木こり橋 寸又峡 一方通行の「夢の吊り橋」をわたりきった帰り道にあるちょこっとした橋。 30m以上 240m
八橋小道 接岨峡 接岨峡大吊り橋を渡った先にある「若宮神社(男の神)」と「こだま石神社(女の神)」の間にある八つの橋(欅橋、栃の木橋、宮沢橋、犬返り橋、水楢橋、桜橋、椿橋、桑の木橋)。八橋小道(やっぱしこみち)ラブ・ロマンス・ロードと呼ばれ、遊歩道を歩いて渡り、双方の神社を参拝すると願い事が叶うと言われている。
宮沢橋 接岨峡 八橋小道にかかる8つのうちの一つ。階段式の吊り橋(吊床版橋形式で両端に高低差があって階段状のもの)として日本最長。水平距離が62メートルで、群馬県みどり市の「けさかけ橋」の51メートルを抜き、日本一の階段式吊り橋(吊床板階段橋)。 20m以下 62m
ハタマ吊り橋 ?青部 大井川発電所の近く、送電線と平行して渡された橋。足場は板2枚が並んだシンプルな構造。 10m以下 103m

吊り橋の掛け方


[1] ロープ銃を木に固定し、鉄の重りが先端についたロープを対岸に撃ち出す。そのロープに、より太いロープを向こうから人力で引っ張り、だんだん太いワイヤーを渡していく。

[2] 張られたワイヤーに滑車を付けた台を吊り下げ、対岸に資材を渡す。両サイドから、作業が開始される。

[3] 主索を固定するためのコンクリートの基盤を両側に作る。基盤は樹木などを利用することもある。

[4] 主索を牽引機(チルホールのようなもの)を使い、人力で張り渡す。

[5] 敷線を20本ほど張る。敷線同士の間隔は10センチ前後。さらに敷線をピンと張る。この張り具合は、長年の経験で決められる。

[6] 両方向から、大体50センチ間隔でそろばん板と呼ばれる板を載せていく。さらに踏み板を載せ、振れ止め索・手すりのワイヤーをつける。板は腐りにくいクリ材が使われる。吊り線を付けて完成。